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更新日:2021.09.22 / 掲載日:2021.09.22

アキュラ SUV「RDX」2022年モデルを発表 米国

アキュラ RDX

 ホンダの米国向け高級車ブランド・アキュラは現地時間の9月22日、同ブランドのSUV「RDX」の2022年モデルを発表した。
 グレードはベースモデルに加えてA-Specを用意するほか、テクノロジー・パッケージ、アドバンス・パッケージを用意、さらに200台限定の特別仕様車「PMCエディション」をラインナップ。
 デリバリーは今年11月上旬を予定している。

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フラッグシップSUV「MDX」にインスパイアされた 新エクステリアデザイン

アキュラ RDX リア

 今回発表されたRDXは、アキュラのフラッグシップSUV「MDX」にインスパイアされたスポーティでダイナミックな新エクステリアデザインが特徴。
 フロントマスクの象徴となっているダイヤモンドペンタゴンフロントグリルは、4代目MDXからインスピレーションを受け、よりスマートかつ洗練されたクロームサラウンドに変更、幅広のアグレッシブなフォルムと大型化したエアインテークと併せてよりワイドでパワフルな印象に仕立てた。
 また、一部グレードで標準装備に採用されているLEDフォグランプには、新たにクロームメッキを施した。

 リアでは、デュアルエグゾーストフィニッシャーを新たに長方形のデザインとし、A-Specグレードではグロスブラック仕上げの大口径エグゾーストフィニッシャーを採用し、さらに際立った存在感を示す。
 ホイールは、19インチの10本スポークアロイホイールを標準装備し、選択したパッケージによっては異なるデザインのものを採用、A-Specグレードではシャークグレー仕上げの20インチアルミホイールが装着される。
 また、ボディカラーは全車に新色の「リキッドカーボンメタリック」を、テクノロジー・パッケージ、アドバンス・パッケージいずれかの装着車では「ファントムバイオレットパール」も選択可能となっている。

よりプレミアムな体験を提供するキャビン

アキュラ RDX インテリア

 車内の快適性向上も図られ、キャビン内のロードノイズを低減するため新開発のフロントフェンダーライナーを採用したほか、アクティブ・サウンド・コントロール(ASC)も強化された。
 さらにテクノロジー・パッケージには、フロントドアに遮音材と遮音ガラス、そしてDピラーにインシュレーターを採用し、ロードノイズを低減。
 アドバンス・パッケージでは天井やダッシュボード、ボンネット等にも遮音材を追加したほか、リアドアにも遮音材と遮音ガラスを追加し、RDXの中でも極めて高い静粛性を実現した。

 このほか、Apple CarPlayやAndroid Autoのワイヤレス連携、USB-C充電ポート、Amazon Alexa Built-Inなどの機能を備えた最新のコネクティビティを標準装備し、さらに、7インチフルカラーインストルメントディスプレイには、デジタルスピードメーターを搭載する。
 テクノロジー・パッケージにはQi対応のワイヤレススマートフォン充電、アイコニック・ドライブLEDアンビエント・ライティング、リアカメラウォッシャーを採用。
 アドバンス・パッケージではパワーフォールディングサイドミラー、リモートエンジンスタート機能を備えるほか、カーゴエリアに12V電源を追加する。

ドライビングエクスペリエンスも向上

インテグレーテッド・ダイナミクス・システム(IDS)ダイナミックモードダイヤル

 操作系では、標準装備のインテグレーテッド・ダイナミクス・システム(IDS)を改良、ドライバーがより幅広い状況に合わせてSUVのダイナミクスをカスタマイズできるようになり、ドライビングエクスペリエンスの向上が図られた。
 今回の改良では4つのドライブモード(ノーマル、コンフォート、スポーツ、スノー)を設定、ダッシュボード中央のダイナミックモードダイヤルを使い、ワンタッチでモード選択を可能とし、各モードで電子パワーステアリング(EPS)、スロットル、アクティブ・サウンド・コントロール(ASC)のプログラムをより明確化した。
 アドバンス・パッケージ選択時には4つのモードでより認識しやすい乗り心地とハンドリング特性を持つ最新のアダプティブ・ダンパー・システム(ADS)が採用され、乗り心地とレスポンスの両方を向上させている。

ロングビーチ・ブルーのボディカラーが映える特別仕様車「PMCエディション」

アキュラ RDX PMCエディション

 また、2022年モデル発表に併せて200台限定で導入される特別仕様車「PMCエディション」は、ボディカラーに鮮やかなロングビーチ・ブルー・パールを設定。
 このボディカラーはNSXにも採用されているもので、北米で最も象徴的なストリートレースであるアキュラグランプリ・オブ・ロングビーチにちなんだもの。
 デザインではボディカラーと同色のグリルサラウンドとグロスブラックのダイヤモンドペンタゴングリルを採用、ドアハンドル、アウトサイドミラー、ルーフ、ルーフアンテナにもグロスブラックを採用し、フロントフェンダーにはA-Specバッジ、テールゲートにはAcura、RDX、A-Specバッジを配する。
 ホイールは20インチ・ベルリナブラック仕上げの15本スポークデザインを採用、大型のラウンドエグゾーストアウトレットは独特のダーククロームで仕上げられている。
 また、インテリアにも専用のエクステリアカラーに合わせて、ブルーのコントラストステッチを施した新色「オーキッド」を採用、専用のフロアマットを用意するほか、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、サラウンドビューカメラ、リアアウトボードヒーティングシート、16ウェイパワーフロントシートなどアドバンス・パッケージに設定される快適装備も搭載する。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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